2011年05月09日

MOOSIC LAB in名古屋 初日舞台挨拶レポート

アップが大変遅くなりました。


4月23日から1週間、開催されていたMOOSIC LAB in 名古屋! シネマスコーレでの初日の様子です。
初日となるこの日には『牛乳王子』『こぼれっぱなし』『青すぎたギルティー』が上映されました。映画の上映後には『牛乳王子』の内藤監督と、主演の加藤さん。『青すぎたギルティー』からは平波監督と、出演の土屋壮さん、土屋いくみさんが駆けつけて下さいました!


まずは『牛乳王子』の内藤瑛亮監督と、映画で牛乳王子を演じた主演の加藤真さんが登壇されました。
牛乳王子.JPG


−−−作品が出来た経緯
内藤 これは映画美学校の終了制作として撮ったものなんですが、終了制作を撮る前に、いくつか課題がありまして、その中で自分はいつも女の子をイジメるものを撮っていて、トマトをぶつけたりとか、大根でなぐったりとか、ケーキ投げつけたりとか散々やってたんですけど、まあいいかげんこんなことやってちゃいけないなと思いまして、『牛乳王子』も最初は牛乳かけていじめるだけの話だったんですが、「ごめんなさい」と謝るシーンが第2稿、第3稿でやっと出てきたという自分の成長かと。

−−−牛乳王子を演じられてどうでした?
加藤 『青すぎたギルティー』に出てくる監督そのままだったと思います。「私は決して殴りたくはなかったのに」とか言われそうな過酷な現場でした。

−−−監督は・・・?
内藤 今はそんなことしないですけど、髪の毛ひっぱったりとか、、、今はそんなことしないですけどね。
加藤君は東京に役者やるために出てきて、自分の作品にも出て貰っていたんですけど、「結婚するから地元に戻る」と言われて、牛乳王子に出て欲しかったので、「なんだその女!」と。

加藤 『牛乳王子』のロケ地を一緒に探しているときに「結婚するからもう出れません」って言って、ロケハン中にとても怒られて、

内藤 「せめて帰ってからにしろよ」と。でも『牛乳王子』 は結婚しても良いから出てくれと頼んで出て貰いました。

−−−つまり加藤さんはこれが引退作?

加藤 引退作です(笑)


−−−影響を受けている作品などはありますか?

内藤 石井輝男監督の作品ががすごい好きです。あとは母親がすごいホラー映画好きで、『チャイルドプレイ』や『エルム街の悪夢』を母親に良い映画だよって見せられて育って、自分も大人になったらそういったものを作ろうと。80年代の可愛い感じのモンスターを作りたいなと。親に見て貰って、お母さんは大喜びでした(笑)

−−−加藤さんは牛乳ばんばん吐くじゃないですか。どうでしたか?

加藤 最初は女の子に牛乳吐くなんてそんなこと、と思ってたんですけど、共演した安藤舞さんが「遠慮しないで良いから」と言ってくれたので、思い切りやりました。

内藤 フィルムで撮ってるんですけど、牛乳吐いた日のフィルムが感光しちゃっていて駄目だったんですよ。だからもう一日全編吐き直しました。それを伝えたときの女優さんの顔はすごいものでした。





続いて『青すぎたギルティー』の平波亘監督と、主演の山田を演じた土屋壮さん、その彼女を演じられた土屋いくみさんが登壇。

ギルティー.JPG

−−−インド人の発想はどこから出たんですか?
平波 発想自体は、物語を俯瞰で見たいという考えがあって、回想形式にはしようとは思っていて、メンバーの回想にしようかという案もあったんですけど、最終的に外国人がああやって番組みたいに振り返る感じが面白いと思って。
彼はネパール人なんですけど、バイトが一緒で、僕が映画を撮っていると言ったら「出してよ!」という感じだったんですよ。

−−−今の構成は当初から?
平波 シナリオの基本を踏まえつつ、音楽が好きなんでコンセプトアルバムのような形で物語に出来ないだろうかといつも思っていたので、それをやってしまったという感じです。


−−−現場でどうでした?
土屋(壮) 役者に任せてくれるというか。結構自由にやらせてくれましたね。ギターは全く弾けないし、僕に関しては歌も全く歌えないので、初め、監督から脚本をもらって「ボーカル役なんだけど」と言われた時には「それはちょっとヤバイっす」と。

平波 『牛乳王子』の加藤さんのラップの方が上手かったです。(笑)

土屋(い) 私はバンドの方とは一度も顔を合わせたことが無くて、撮影を一緒にさせて頂いたのは山田役の土屋さんと、田中役の細田さんの2人だけだったので、バンドを見ているというよりは完全に2人とのやりとりだったんですけど、良くして頂いて、和気藹々と撮影を進めさせて頂きました。

−−−ケーキを投げるシーンが衝撃でした。
平波 正直言うと、あのケーキは顔面にドカンと行って欲しかったんです。シーンのイメージが変わるので、リテイクしようかすごい悩んだんですけど、顔だとやっぱり僕の中ではユーモアが生まれるという感じになるんですけど、本編のものだとシリアスになるので、すごい悩みました。

−−−結果シリアスになりましたね。
平波 はい、そろそろ大人になろうかと思って(笑)30歳になってこの映画を作ったんですけど、これまで何やってきたんだろうと思って振り返ったらこういう形になったんです。映画であれ音楽であれ駄目な人は駄目なんだなという感じですかね。夢見る人間の駄目な所が、成功なり失敗なり・・・というのをやりたいと思って撮りました。

−−−ラストの終わり方について。
平波 ずっと悩んでたんです。最初のシナリオだと皮肉めいたシナリオだったんですけど、すこし大人になって希望を見せたいなと思いああしました。撮影していてこんなに青臭い映画になると思って無かったので、僕の中でそこが良い意味で計算外だったんですけど、それがああいったラストにしたのかと思います。


上映後には、監督、キャストにサインを求める列も出来ました!
最後に、シネマスコーレの皆さんと記念撮影。

名古屋集合写真2.jpg

東京に続き名古屋、広島でも無事にMOOSIC LAB特集を終えることが出来ました。ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました!
MOOSICもSPOTTED63もまだまだ続きます。引き続きご注目下さい!






posted by MOOSIC LAB at 02:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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