2012年06月27日

6.30(土)-開催![神戸]元町映画館 支配人賞&関西ムージック特別賞"田辺ユウキ賞"、発表!

■MOOSIC LAB 2012[神戸]元町映画館・支配人賞

 

[支配人賞グランプリ]

『nico』(今泉力哉監督作品)

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[支配人賞準グランプリ]

『アイドル・イズ・デッド』(加藤行宏監督作品)



[支配人特別賞]

北村早樹子(『nico』)



[ベストミュージシャン賞] 

平賀さち枝(『恋はパレードのように』)

 

大森靖子(『サマーセール』)

BiS(『アイドル・イズ・デッド』)


 

[男優賞]

芹澤興人(『nico』)


[女優賞]

プー・ルイ(『アイドル・イズ・デッド』)

【総評(藤島順二支配人)】

いやー、楽しい企画ですね。何を隠そう、いや隠してませんが、私、その昔バンドマンしてまして、涙なしには観れません。て大袈裟ですか、そうですか。何だか音楽をしている人は30年前も(え?俺もうそんな歳?)今もほとんど変わりませんね。というか進化してませんね。いつの世もムージシャンは泥臭くて哀しくてパワフルで嫌ですねー(あ、これ褒め言葉です)

 

音楽と映画というのは昔から切っても切れない関係ですが、最近は音楽の占める割合というか立場が弱くなっているように思います。しかしこの人たち(ムージシャン)は負けてませんね。逆に映画の方がムージシャンたちをうまく扱えていないというか負けております。映像作家も頑張ってね。

 

それはそうと頭から北村早樹子さんが頭から離れません。とほほほ。


× × ×

 

そして関西のミニシアターを支える名物宣伝マン・田辺ユウキ氏による特別賞も発表!

 

 

[京阪神ムージック特別賞 "田辺ユウキ賞"]

『サマーセール』(岩淵弘樹監督作品)

 

作品の強度は個人的には『アイドル・イズ・デッド』(加藤行宏監督)『きたなくて、めんどうくさい、あなたに』(吉田浩太)が勝っていると思うし、「これは映画なのか」と尋ねられると答えに困ってしまう。誰もが辛らつな意見を並べる作品だけど、でも何かしらで必ず「岩淵弘樹」の名前がみんなの口から出るということは、放っておけない存在ではあるのだ。

 

『サマーセール』を観る限り、“オレの話を聞け”的な岩淵監督の、かたまりのような自意識は相変わらずで、『遭難フリーター』(2009)からの大きな飛躍は決して見受けられない。ただ、この自意識が天然/ガチであれば救いようがないんけど(笑)、万が一これが、岩淵監督自身が自分の性質をすべて理解したうえで作り出した“あえて”の演出ならば、潜在能力を評価したい(確率は1パーセントくらいかもしれないけど)。そういうフェイクっぽさ(?)は、個人的には、関西地区でテレビ放送された山下敦弘監督のフェイクドキュメンタリー『谷村美月17歳、京都着 恋が色づくその前に』(2008)を想起した。まあ、作品が目指しているところが、平野勝之監督『監督失格』(2011)や川島小鳥の写真集『BABY BABY』(2007)っぽい感じもしたけど、それはどうかと思う(笑)。

 

大森靖子の歌を完全に持て余しているところもある意味で音楽映画ではあるし、長年の大森ファンに「岩淵君は何も分かっていない」とダメだしされるところも音楽映画的だと思う。これらもすべて計算の上で成り立っているなら、岩淵弘樹は今後大化けできる。「彼に興味がある」という意味で、田辺ユウキ賞を捧げたい!


× × ×

 

…これで関西の賞も出そろいました! 絶賛公開中の京都に続いて神戸&大阪も今週末から上映開始です!

 

 

MOOSIC LAB 2012@神戸元町映画館

6.30(土)-7.6(金)連日19:30-

■6/30(日) Bプロ『サマーセール』出演の大森靖子(おおもりせいこ) さん、来館&ミニライブが決定!!
■連日17:40〜『加地等がいた -僕の歌を聴いとくれ-』上映あり


★詳細スケジュール=『加地等がいた』のみ 17:40から上映 ほかプログラムは19:15から上映
日付Prog上映作品1上映作品2上映作品3
6/30
[土]

7/6
[金]
MP堀内博志『加地等がいた -僕の歌を聴いとくれ-』
6/30
[土]
B岩淵弘樹『サマーセール』今泉力哉『nico』 
7/1
[日]
C長谷部大輔『家をたてること』岩井澤健治『big boss』内藤瑛亮『お兄ちゃんに近づくな、ブスども!』
7/2
[月]
D田中羊一&ヤングポール『ムージック探偵 曲菊彦』天野千尋『恋はパレードのように』 
7/3
[火]
E手塚一紀『home home home』平野勝之『やの屋』カンパニー松尾『豊田道倫映像集・完全版』
7/4
[水]
F竹内道宏『新しい戦争を始めよう』加藤行宏『アイドル・イズ・デッド』 
7/5
[木]
D田中羊一&ヤングポール『ムージック探偵 曲菊彦』天野千尋『恋はパレードのように』 
7/6
[金]
A柴田剛『翌日』吉田浩太『きたなくて、めんどうくさい、あんたに』平波亘『労働者階級の悪役』

 



皆様のご来場、心よりお待ちしております!

 
posted by MOOSIC LAB at 23:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

いよいよ6.30(土)〜開催!大阪シアターセブン支配人賞発表!

■MOOSIC LAB 2012 大阪シアターセブン 支配人賞

 

[支配人賞グランプリ]

『家をたてること』(長谷部大輔監督作品)


[支配人賞準グランプリ]

『新しい戦争を始めよう』(竹内道宏監督作品)



[支配人特別賞]

BigBoss(岩井澤健治監督作品)

[ベストミュージシャン賞] 

BiS(『アイドル・イズ・デッド』)

松野泉(『労働者階級の悪役』)

大森靖子(『サマーセール』)


[男優賞]

松野泉(『労働者階級の悪役』)


[女優賞]

大森靖子(『サマーセール』)

【総評(西村悠支配人)】

映画×音楽という前提で、これだけバラエティに富んだ作品が並んでいることにまず驚かされました。

 

そこにはインディーズ映画が一般の人たちに広く受け入れられるきっかけとしての売りがあるのではないかと思わせてくれるものも多く、興行の側としていろいろ気付かされた企画です。どの作品も、音楽やミュージシャンの方の存在感を前提に作られていますが、長谷部大輔監督の「家をたてること」は音楽が場面を決定づけるのではなく、場面が音楽の聞こえ方を変えるという試みがされていて面白かったです。


「新しい戦争を始めよう」の竹内道宏監督は、映画は初めてだそうですが、フェイクドキュメント的な画面の中での作りものめいた世界と、演奏シーンの映像の生々しさが荒っぽく接続されていて新鮮でした。

 

岩井澤健治監督のBig Bossはミュージシャンはベテラン、内容はアニメーションと、企画全体から見た時に絶妙なスパイスになっていました。大橋裕之さんの描くキャラクターも秀逸。

 

演者さんの中では「労働者階級の悪役」の松野泉さん、「サマーセール」の大森靖子さんらがミュージシャンとしての魅力に加え、画面に登場した時の存在感が印象的でした。

 

また、「アイドル・イズ・デッド」BiSの面々は映画のテンションも手伝って異様な迫力があり、見てはいけないものを見てしまった感が素敵でした。

 

挙げた作品以外も力作ぞろいで、質としては拮抗しているのではないかと思います。映画における音楽というものに対する挑戦が、独創的だと思うものを評価させていただきました。様々な角度で楽しめる作品群ですので、複数回観ることを強くお勧めします!!

 

MOOSIC LAB 2012@大阪シアターセブン

6.30(土)-7.20(金)連日19:30-

■7/2(月) Bプロ『サマーセール』出演の大森靖子(おおもりせいこ) さん、来館&ミニライブが決定!!
■6/30(土)・7/19(木) Gプロ『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』出演のHI-KINGさん、来館決定!!

⇒詳細スケジュール

 

 
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2012年06月24日

MOOSIC LAB 京阪神ムージック・バトル・ロワイアル@京都みなみ会館、初日盛況!『SPOTTED373賞』も追加発表!

皆様こんばんは!噂の音楽×映画の何チャラプロジェクト『MOOSIC LAB』です!

昨夜は京都みなみ会館にて、大阪、神戸へと続く関西上映が無事盛況でスタートしました!

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※『ムージック探偵 曲菊彦』⇒『恋はパレードのように』上映後は今井支配人が熱望して実現した平賀さち枝さんのライブ!新曲披露の際にはヒロインを演じた清瀬やえこ嬢が譜面台役を買って出る一幕も。

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※初日イベント大成功!舞台挨拶は京都みなみ会館・今井支配人、清瀬やえこ、森下くるみ、天野千尋、平賀さち枝の華やか〜なメンバーでお送り致しました!

そしてみなみ会館のロビーに怪しげな冊子が…!

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どーん!今や本家『SPOTTED701』も紙で出ていないというこのご時世にきちんと印刷されて出されている京都みなみ会館版『SPOTTED373(みなみ)』でございます。中身もガケ書房さんほか京都の名士たちからの推薦コメントなどや4コマ漫画などカオティックな内容となっております。そんな『SPOTTED373』編集部チームも賞を決めよう!ということで、選出されました!下記、ご覧ください!

[SPOTTED373賞]
『お兄ちゃんに近づくな、ブスども!』
(監督:内藤瑛亮)

[総評]
寺田めぐみ(SPOTTED373 )

私たちは世間でよしとされているもの、幸福や美、ポジティブなことに意味を与えすぎて、もっと大事なものが見えなくなっている。嫉妬にかられた妹キヨカは、兄の片思いの女性の顔に傷をつけ、自分たちと同じ皮膚病を注射で感染させる。しかし兄は、その傷口を愛し始める。果たして愛しているのは傷口なのか、傷口があっても愛している、のか。醜いから愛せない、そんな従来の価値観は深いところでは通用しない。深いところでは意味が通らないのだ。ただあるがままにある。ホラーという"否定形"を使って、本質をエンターテイメントとして見事に描き出している。また、映画に命を与えているチッツの音楽、そして役者・梅澤くんの人間力から発生する、役を通して伝わってくるなにかも見事です(笑)他、「nico」(今泉力哉)「アイドル・イズ・デッド」(加藤行宏)などが候補にあがった。難易度の高い事に挑戦する垂直方向に秀でたもの、映画をしっかり楽しませてくれる水平方向に秀でたもの、バランスよく持ち合わせているもの、など審査は二転三転しました「おにブス」には正直、まだアラも目立ちましたが373メンバーで推させて頂きます。今後も、内藤監督の目の覚める作品に期待します。
posted by MOOSIC LAB at 20:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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